浅葱さんのブログ

ええ、以前はぷらしのすとか言っていましたよ

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君の名は。無粋なシミュレーション(書かずにいられないがネタバレだし読まないで)

あの、町長が真の三葉のいうことを信じて(another side読むとそのこと自体が感動ストーリーだよ)町民に避難命令を出すみたいなんですが、どのくらい距離逃げたらいいのかな、とおもって調べ始めたらドツボりました。
隕石の諸元とインパクトについては原作(新海さんの角川文庫)にも言及があります。

* 直径 40m の岩
* 落下速度 30m/s以上、2016年10月4日20:42 宮水神社付近に落下
* クレーター直径1km、地震動マグニチュード4.8、5km先爆風15秒後

この原作読む前にシミュレーションしてくれるサイトを見つけたんです。
http://impact.ese.ic.ac.uk/ImpactEffects/

いろいろやってみるとこんなことがわかります。

* 直径40mの岩では大気圏内で分解してしまってクレーターができません。
 直径45mの鉄隕石か、直径85mの重い岩石にしないといけませんでした。
* 映画では図書館で瀧君が読む報道に鉄隕石という記述があったと思うのですが、鉄はしゃれになりません。
 衝撃の際にありあまる運動エネルギーが熱エネルギーとなり、つまりでっかい火の玉になります。
 5km離れた程度では紙や衣類は炎上、熱線を遮れなかったら人間は即死です。
地震動のマグニチュードは5.4。マグニチュードは0.6だけ大きいといってもずいぶん違います。
爆風は5km離れたところに15.2秒後にくるのでだいたい小説とあっています。
 クレーター直径1.67km、深さ355m。385000立方メートルの隕石が融解し、その半分がのこります。…って残り半分どうなるんだよ?
 http://impact.ese.ic.ac.uk/cgi-bin/crater.cgi?dist=5&distanceUnits=1&diam=45&diameterUnits=1&pdens=&pdens_select=8000&vel=51&velocityUnits=1&theta=45&wdepth=&wdepthUnits=1&tdens=2500
 それにしても爆風1.5気圧、236m/sというのはたとえ校舎内にいてもちょっと耐えられそうもありません。
 中心から15kmくらい退いておくと、爆風45.5秒後、0.18気圧、41m/s、86dBくらいなら、まあ軽い装備の校舎にいても生存できそうはないでしょうか。しかしほんとに石降ってこないかな。
* なお、隕石が小さすぎる(たとえば直径40m)場合はクレーターができないで不適でしたが、大きすぎる(たとえば直径50m)の場合は、クレーターができる際にはねのけた岩石が大気圏を突き抜けて周囲に降り注ぎます。
 中心から15kmくらい退いたくらいでは、平均直径1.88mの岩石がところどころに降ってくるという惨状で、ちょっと普通の校舎では耐えられそうもありません。まあ、中心から30kmくらいは退いてもらわないと、鉄筋造の建物でも心配です。いいかえると、富山か岐阜まで逃げよう! 高山じゃダメだと思う、といったくらいです。

というわけで、彗星さんも絶妙に規模を選んで隕石を落としているように思います。ほんとか?
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