prasinos' work memo

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NetCDF CF 規約を読む

数日前から NetCDF CF 規約を読み始めた。たぶん1週間がかりの事業となるだろう。

GRIBとNetCDFの相互変換の標準化が議論されつつあり、実現すれば学術界と現業界の interoperability 推進の鍵となるだろう。で、CFは実はよく読んだことが無かったが、よくみると、じつに原文のクオリティが低いことに呆れる。

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McIDAS のインストール

結論から言って、簡単だった。

すげーでかい。ソースtaz玉で50メガバイトもある。余裕のあるパーティションでやらないとパンクする。が、なんとコンパイルスクリプトが df してだめだと怒ってくれるので、余裕がないパーティションで1時間無駄にしないですむ。

コンパイルスクリプトが taz 玉を自動で展開する。

ところで、コンパイルできたのはよいのだ。ログを全部読んでもエラーらしきものもない。ログに make のエコーが残らないように細工しているのは最低だと思う(デバッグ時地獄)が、エラーさえ出なければそれもいいだろう。そしてどうせいまどき i386-Linux はサポート環境内だから、何も直さないでリンクまで通った。そこまではいい。

テストできないんだな。

手近の端末は皆 Windows か脳タリン NC である。X サーバなんかありゃしない。
自分で PC を持ってこないとどうにもならんのである。

せっかくajax を使った
日本語 Full IME
なんてものが登場して自作のローマ字仮名変換なんか意味なくなったというのに、X だけはどうにもならない。

これは X サーバをお願いしてインストールしてもらうしかなさそうだ。あんまり使わないかもしれないけど....

竜巻続報

LDM を動かしはじめたらやることが一杯で、日記をちゃんと書いていない。

しかしここで考えたことはきちんとメモしておかないと後々困るはずである。
心して blog 更新を励行したい。

とりあえず最近の動き。

* LDM とは別の ADDE プロトコルで竜巻警報のデコードを SSEC が持っている。
これを取得するために SSEC と共同研究を立ち上げた。ついては McIDAS を
使ってみなければならない。でも、本気データを取るなら OpenADDE だろう。

* ナショナルガードの防災担当と Sam が会談。竜巻警報より洪水警報に
関心が高そうな感触。

* WLIS and/or AAG で発表。わたしは WLIS だけに行くと思う。

オゾンで台風観測

だいぶん前の極東ブログに出ていたと教わって行ってみた。なるほどすごいなあ、ってな感想が第一印象で申し訳ないが、よく考えてみるとよくわからないことがいっぱいある。

測定原理は、もともと鉛直方向にオゾン濃度がすごく違っているところに鉛直流がガッと入るとオゾンの量が変わって見えるということであろう。finalvent さんも「シャブシャブ鍋みたい」と書いているのでたぶん同じように考えているのだろうと思うのだが、しゃぶしゃぶ鍋にアクがたまってきて鉛直流を可視化しているイメージだ。するというと

  1. どこの高さのオゾン量を測っているのか
  2. どういう指標が台風の強度に結び付くのか
  3. それは台風の強度以外の要因で変動しないのか

というあたりが気になる。ま、論文でも見りゃちゃんと書いてあるに決まっているのだろうけど、そこまでやる気力がないし、実は単論文には明示的には書いてなくて業界の常識ですなんてこともよくあるので考えるだけ。

まずはどこの高さか。

雲があったらしゃぶしゃぶと同様に底は見えないので、下の方にオゾンがたくさんあったら何を見ているんだかよくわからない。マイクロ波だったら地表・海面まで届くだろうが、TOMS は近紫外線を観察しているので、いくらなんでも雲の下は見えないだろう。その割にNASA のプレスリリースに載っている「いかにも GrADS で描きました」という絵のキャプションではしれっとオゾン全量と書いている。大丈夫か。そう思ってちょっとググってみたら、対流圏のオゾンは 30 から70 ppb 程度しかないのだ。

ええと、それがオゾン全量からみたらどのくらいすくないかというと。オゾン全量は400ドブソン単位とかいう耳慣れない単位で測るのだが、それは気柱内のオゾンを全部底にかき集めたら 0.400 センチメートルのオゾン層ができるという測り方だ。で、これの大気全層の質量に対する割合は、スケールハイト 8000m で割って 500 ppb とかいった程度だ (桁の話なので一桁目が間違っているかもしれんが御容赦)。そこからみると、対流圏がいかに厚い (200hPa 面以下で質量で 8 割なわけだ) といっても 50ppb の濃度だったら大気全層質量の 40ppb くらいしか寄与しないわけだ。雲の下でどうなっているのか知らないが、ま、それほど激しくオゾンができたり消えたりしているようではなさそうだと思うので、ま、絶対量のことは知らんけど台風の内外の変化を検出するという意味では無視できるのかもしれない。台風の目の回りでオゾンが増えるとされてる量が 20 ドブソン => 30ppb 程度で一見同程度みたいだけど、対流圏のオゾンが倍増したり全滅したりすることはないわけで。

で、けっきょくどこを見たらいいのか。


Zou and Wu noticed that over 100 miles, the area of a hurricane typically has low levels of ozone from the surface to the top of the hurricane. Whenever a hurricane intensifies, it appears that the ozone levels throughout the storm decrease. When they looked at the storm with ozone data a hurricane's eye becomes very clear. Because forecasters always try to pinpoint the eye of the hurricane,


といっているのであるが、 100 マイル以上というなら目 (10km スケール) で上がった空気が降りて来るところでオゾンが増えるところであるはずで、台風強度とオゾン量が逆相関という話とはどうもつじつまがあわない。しかも目が見えるというんだが、どうみても目が解像できるデータではない。

ここのところは私にはよくわからない。誰か JGR を読んで教えてください。

SIS という言葉への違和感

Caron and Nativi (2004)を訳して思ったが、どうも SIS という言葉には違和感がある。えーと、ファイルフォーマットを Information System というのも不思議なんだけど、それ以前の問題として、自分らが科学全体を勝手に代表してない? という疑惑があるわけだ。気象学関係者が地理のことがわかんないように、地理に関係するけど他の分野のことなんかまったくわからんでしょう、と思うわけなのだが、それでも AIS でなくて SIS なのかなあ。

ま、AIS か SIS かは人によって違うようなのであるから、もうちょっとちゃんとチェックしてから物をいわなくてはならないのであるが。そして例によってチェックはそのうち後回し...。

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